LOVE(嵐)- Utapedia

LOVE

LOVE」は、2013年10月23日に発売された、の12thアルバムである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 参考資料
  4. 外部サイト

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概説

前作「Popcorn」から約1年ぶりのアルバムである。

既発曲は、40th・41stシングルである。

"始まるLOVE (愛) " "勘違いのLOVE (愛) " "イケイケのLOVE (愛) " "終わったLOVE (愛) " 等、様々な「LOVE」の形が表現された楽曲が詰まっている。

初回限定盤・通常盤の2形態で発売された。

第28回日本ゴールドディスク大賞アルバム賞アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

9thアルバム「僕の見ている風景」同様、全曲のストリングス演奏を弦一徹ストリングスが務めた。


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楽曲一覧

  1. 愛を歌おう[04:07]

作詞:SQUAREF・mfmsiQ・John World/Rap詞:櫻井翔/作曲:Benny Jansson/編曲:佐々木博史

 夜明けの海を連想させる雄大・壮大なゴスペルナンバー。希望を感じるストリングスとコーラス・ガヤが特徴で、「思いのままに 愛を歌おう」と朗らかな声で歌っている。間奏では、メンバー・櫻井翔が手掛けたRapが登場。「君は僕の灯台だよ」とファンに対して述べている。戦争による悲しみを癒やす歌詞や音色が印象的な、優しい"はじまりのLOVE (愛) "を描いた慈愛に満ちた楽曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(「愛」が題材の作品の序曲に相応しい楽曲だと思った)。


  1. サヨナラのあとで[04:03]

作詞:R.P.P./作曲:MiNEAtsushi Shimada・Fredrik Samsson/編曲:吉岡たく

 切ない楽曲に定評のあるR.P.P.作詞楽曲。恋人「君」と別れた「僕」の寂しい姿を描いている。「僕」の虚無感・喪失感を連想させるピアノが特徴。Ko-sakuによるコーラスが、サビで登場の「白いため息」や、冬の情景・震える心を表現しているように聴こえる。どれだけ経っても「君」を忘れられない「僕」の悲しみを歌った、冬の "終わったLOVE (愛) " を描いた非常に儚い楽曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、前述の歌詞と編曲・吉岡たくのアレンジが好きである)。


  1. CONFUSION[03:20]

作詞:Shigeo・Macoto56/作曲:Joe Killington・Katerina Branmley・Tim Worthington・Michael Conn/編曲:石塚知生

 リード楽曲「P・A・R・A・D・O・X」に並ぶ本作最短楽曲。ドラム・ベース・エレキギターとブラス中心のロックチューンで、「理想の異性に出逢う」という、出来過ぎの筋書きに騒然とする主人公の興奮・焦りを軽快・ポップに描いている。AメロとBメロで目立つ緻密な押韻が印象的な、"混乱するLOVE (愛) " を描いた非常にクールな楽曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、スケボーキングのShigeoが担当したと思しき韻を踏む歌詞が好きである)。


  1. Hit the floor[04:54]

作詞:alleztune/作曲:川口進・BERT・ROLF/編曲:石塚知生

  • Chorus Arrangement:Shotaro

 大野智のソロ楽曲。前曲「CONFUSION」同様、石塚知生が編曲を務めた。摩天楼の綺麗な夜景を連想させる音色が特徴。「知らない世界を見せてあげるよ」と「君」を連れ出す紳士の姿を煌びやかに描いている。「君のことを悲しませることなら 一億年でも隠しきってみせるさ」とクールに誓った、スタイリッシュなラブソングである。個人的には、"大人のLOVE (愛) " を堪能できる歌詞や音色が好きである(特に、歌詞にない前奏・Aメロ・サビ・後奏の男性コーラスが好きである)。


  1. P・A・R・A・D・O・X[03:20]

作詞:AKIRA・HJ & Co.・SQUAREF・s-Tnk/Rap詞:櫻井翔/作曲:James Bird・Olly Goodman・Michael Duke・Emma Rohan/編曲:A.K.Janeway・吉岡たく・James Bird・Olly Goodman・Michael Duke・Emma Rohan

  • Chorus Arrangement:AKIRA
  • Gaya:the Gaya-xy

 本作のリード楽曲。作詞4名・Rap詞1名・作曲4名・編曲6名(うち4名は作曲者)の11名が制作した(作詞・作曲・編曲参加人数としては、嵐楽曲最多である)。妖しげな夜を連想させる暗めのシンセサウンドが特徴。三日月の夜に異性と交わる男性の姿を描いている。性的絶頂を彷彿とさせる賑やかなガヤが特徴的な、"興奮するLOVE (愛) " を描いた発情必至の楽曲である。個人的には、前述した音色とガヤが好きである。また、低音のサクラップが主人公の賢者タイムを表現しているように聴こえた。


  1. sugar and salt[04:31]

作詞:100+/Rap詞:櫻井翔/作曲・編曲:韻シスト

  • Drums:TARROW-ONE
  • Bass:SHYOU a.k.a. Pit Bulldog
  • E.Guitar & Programming:TAKU a.k.a. K-CITY PRINCE
  • Trumpet:MITCH
  • Tenor Saxophone:KenT
  • Turntable:DJ O.H.B.A.
  • Chorus Arrangement:佐々木久美

 櫻井翔のソロ楽曲。ヒップホップグループ・韻シストが作曲・編曲・演奏を務めた(本作最多生音楽曲である)。ゆったりとした喫茶店の情景が浮かぶジャズナンバー。別れた恋人「貴女」と紡いだ思い出に浸る「俺」の姿を切なげに描いている。最後にサンプリングを挿入、そのままフェードアウトで終了。思い出の中を未だに泳ぐ「俺」の未練が伝わってくる。甘い過去と苦い現実を「sugar and salt」で例えた、"忘れられないLOVE (愛) " を描いた甘くも儚い楽曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである。


  1. Breathless[04:59]

作詞:HYDRANT/作曲:原田卓也Christofer ErixonJoakim Björnberg/編曲:佐々木博史

 2013年3月6日に発売された40thシングルの2曲目(詳細は当該ページを参照して下さい)。


  1. 20825日目の曲[04:19]

作詞・作曲:二宮和也/編曲:ha-j・二宮和也

 二宮和也のソロ楽曲。自身が作詞・作曲・編曲を務めた(編曲はha-jと共作)。自身の母を題材にした、マンドリンが特徴の楽曲。母への等身大の想いが具体的に綴られている。母に対する感謝の気持ちを和やかな歌詞や音色に込めた、"親に対する子供のLOVE (愛) " が伝わる優しい楽曲である。個人的には、嘘偽りや誇張が皆無の歌詞が魅力的だと思った。尚、題名の「20825日」は、二宮の母の誕生から本作発売日までの日数のことである(ここから、二宮の母の誕生日が「1956年10月17日」であると判明した)。


  1. Rock Tonight[04:17]

作詞・作曲:100+/編曲:BJ Khan

 「Endless Game」の100+制作楽曲。ドラム・ベース・エレキギターが痛快に響くアッパーチューンで、テンションの高い楽曲を更に盛り上げる英語やガヤが特徴として挙げられる。「今宵も僕らと踊りましょう!」と会場のファンに向けて歌った、"ファンと嵐のLOVE (愛) " を育む超絶明るい楽曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、リズミカルな「Make it Make it Make it Make it」「No way! No fake! Always!」が好きである)。


  1. Endless Game[03:58]

作詞:100+/作曲:Chris Janey・Dyce Taylor/編曲:2H・Chris Janey

 2013年5月29日に発売された41stシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。


  1. Calling[04:01]

作詞:s-Tnk・eltvo/作曲:Andreas Johansson・youwhich/編曲:石塚知生

 2013年3月6日に発売された40thシングルの1曲目(詳細は当該ページを参照して下さい)。


  1. 夜空への手紙[04:48]

作詞:阿部祐也/作曲:ニホンジン/編曲:BIGSHOOTER BOYS

 相葉雅紀のソロ楽曲。「Friendship」を制作した相葉の友人・阿部祐也が作詞を務めた(ブログ より)。亡き祖父への想いを綴った、ピアノと弦が綺麗な楽曲。歌詞の中には「逆さまみたいなモノレール(千葉都市モノレール)」が登場している。"祖父に対する孫のLOVE (愛) " が歌詞・歌声から伝わってくる、沢山の愛・優しさを歌った儚く切ない楽曲である。個人的には、夜空を連想させる音色と、祖父が遺したと思しき2番Aメロの歌詞が好きである。尚、BIGSHOOTER BOYS(編曲)はイセイジン の別名である。


  1. Dance in the dark[03:49]

作詞:HYDRANT/作曲:原田卓也・SkyLine・Christofer Erixon/編曲:Pieni tonttu

 松本潤のソロ楽曲。40thシングル「Breathless」のHYDRANTが作詞を務めた。ブックレットのページを丸々埋め尽くす歌詞が特徴的。気障な男性Vampireが、求めた意中の「君」と優雅に踊る様子を、クールな英語を多数用いて描いている。黒田晃年が華麗に奏でる撥弦楽器が印象的な、月夜の "妖しいLOVE (愛) " を描いた陽気なスウィング・ジャズソングである。個人的には、HYDRANTの高い語彙力を窺うことができる歌詞と、軽快・ポップなブラス・ドゥーワップが好きである。


  1. Starlight kiss[03:59]

作詞:AKIRA・s-Tnk/Rap詞:櫻井翔/作曲:Fredrik "Figge" Borstöm川口進/編曲:川口進

 グルーヴィーなエレキギターカッティングが印象的な楽曲。「僕」と「キミ」のファーストキスの様子をクールに描いている。間奏では、メンバー・櫻井翔が綴ったRapが登場。キスの瞬間が想像できる細かい描写が特徴である。サビで何度も登場する「Starlight kiss」がキャッチーな、"ギリギリのLOVE (愛) " "始まりのLOVE (愛) " を歌った艶やかな楽曲である。個人的には、曲全体のエレキギターとストリングスが好きである。また、前述したサクラップと直後のCメロも好きである。


  1. FUNKY[04:02]

作詞:mfmsiQ・s-Tnk/作曲:BJ Khan・原田卓也Joakim BjörnbergChristofer Erixon/編曲:BJ Khan

 軽快な「Let's dance!!」から始まる痛快ディスコナンバー。「HappyでGroovyなパーティータイムを楽しもう」と、とびきりのLady(ファン)に向けて楽しげに誘っている。グルーヴィーなエレキギターと高貴な弦が印象的な、最高に "アゲアゲなLOVE (愛) " を歌ったファンキーチューンである。個人的には、踊りたくなる曲全体の歌詞や音色が好きである(特に、前述のエレキギターと「O-o O-o」が好きである)。尚、本作のアルバムツアー直前に、この楽曲の振付動画がJohnny's webで公開された。


  1. Tears[04:34]

作詞:小川貴史・SQUAREF/作曲:加藤裕介/編曲:BJ Khan

 代表曲「One Love」を手掛けた加藤裕介作曲楽曲。前曲「FUNKY」と同一布陣が編曲及び演奏を務めた。夜空に別れた「君」のことを想う「僕」の姿を描いた楽曲。曲全体の儚いピアノや1番Aメロのアコースティックギターが、涙が零れる場面を表現しているように聴こえる。若すぎた「僕ら」の恋の後悔・願望を淡く綴った、"悲しみのLOVE (愛) " が伝わってくる題名通りのバラードである。個人的には、曲全体の切ない音色が好きである。


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