概説
前作「Beautiful World」から約1年3か月ぶりのアルバムである。
既発曲は、36th~39thシングルである。
大知正紘・kzから楽曲提供を受けている。
初回限定盤・通常盤の2形態で発売された。
初回限定盤はスペシャルパッケージ仕様で、36頁の歌詞ブックレット・24頁のオリジナル絵本『愛と勇気のポップコーン~Popcornができるまで~』・「Popcorn」オリジナル・ステッカーが封入されている。通常盤には32頁の歌詞ブックレットが封入されている。
自身やthe Gaya-xyがガヤを務める楽曲が多数収録されている(ポップコーンのように弾けるJ-POP作品を意識したものと思われる)。
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楽曲一覧
- Welcome to our party[03:58]
作詞:Soluna・Shun/Rap詞:櫻井翔/作曲:Stephan Elfgren・Conor Edwards・Junior Jokinen/編曲:吉岡たく
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本作のリード楽曲。シンセサウンドや効果音、嵐のガヤが印象的な、解放感満載のパーティーチューンとなっている。開始早々、疾走感に溢れたサクラップが登場。サビでは歌詞にない「Hey!」「Ho!」が登場する等、ライヴを盛り上げる要素が随所に盛り込まれている。「僕達の宴へようこそ、いっぱい楽しんでね!」と歌った、本作の序幕に相応しい賑やかポップナンバーである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、前述のサクラップとリズミカルなサビの旋律、2番Bメロの大野智の「Wow~」が好きである)。
- 駆け抜けろ![04:31]
作詞:s-Tnk/作曲:原田卓也・Samuli Laiho・Pessi Levanto/編曲:石塚知生
- Drums:神保彰
- Bass:松原秀樹
- E.Guitar:奥田健治・黒田晃年
- Percussions:小野かおり
- Trumpet:エリック宮城・依田武之
- Trombone:佐野聡
- Saxophone:春名正治
- Strings:弦一徹ストリングス
- Chorus Arrangement:Ko-saku
- Gaya:ARASHI・the Gaya-xy
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相葉雅紀・大野智出演の日産自動車「セレナS-HYBRID」CMソング。39thシングル「Your Eyes」の石塚知生が編曲を務めた。明るいブラスとストリングスが印象的なロックチューン。自動車関連用語(バックシート・テールランプ・アクセル・ハンドル)が登場しており、草原の中の道路を走る自動車の風景が想像できる。「誰も知らない景色を目指して駆け抜けろ!」と軽やかに歌った、疾走感抜群の爽やかグルーヴィーチューンである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである。
- ワイルド アット ハート[04:08]
作詞:Soluna/作曲:Chris Janey・Junior Jokinen/編曲:Trevor Ingram
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2012年3月7日に発売された37thシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- Face Down[03:58]
作詞:eltvo/Rap詞:櫻井翔/作曲:Albi Albertsson・Royce.H・Vincent Stein・Konstantin Scherer/編曲:metropolitan digital clique・Vincent Stein・Konstantin Scherer
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2012年5月9日に発売された38thシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- We wanna funk, we need a funk[04:36]
作詞:Shigeo・Bruce R F Smith・John World/作曲:Bruce R F Smith・Mats Ymell/編曲:metropolitan digital clique
- Drums:James Gadson
- Bass:Bobby Watson
- E.Guitar:小倉博和・Yukihide "YT" Takiyama
- Percussions:Luis Conte
- Trumpet:Gary Grant・Wayne Bergeron
- Trombone:Andy Martin
- Saxophone:Dan Higgins
- LA Recording Engineer:Danny Kalb
- Chorus Arrangement:A☆・Ko-saku・Shigeo
- Gaya:the Gaya-xy
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松本潤のソロ楽曲。諸外国の名立たる演奏家を迎えたファンクチューンで、「We wanna funk, we need a funk(俺達はファンクが欲しい、俺達にファンクをくれ!)」と愉快・軽快・爽快に歌っている。賑やかな音色や歌声、コーラスやガヤが特徴。ラスサビ直前の無音等々、飽きない仕掛けも施されている。流暢かつクールな英語で聴く人を虜にさせる、ライヴでファンと盛り上がること必至の痛快な一曲である。個人的には、曲全体のファンクな音色が好きである。また、曲中の「You're so」が空耳で「輸送」に聴こえた。
- two[03:55]
作詞:Soluna/作曲:Erik Lidbom・R.P.P./編曲:Erik Lidbom
- Chorus Arrangement:A☆・Shotaro
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大野智のソロ楽曲。シンセサウンド中心のエレクトロバラードで、車の隣の席に座る「君」に恋する「僕」の気持ちを幻想的に描いている。ラスサビ直前では、約5秒間のロングトーンを披露。8thアルバム収録曲「Take me faraway」同様、大野の高い歌唱力を直接感じることができる。「最初で最後の夜でもいいから、君を連れ去りたい…」と歌った、震えるほどの愛しさが伝わってくる切ない楽曲である。個人的には、Cメロのコーラスが、想いを素直に伝えられない「僕」の嘆息に聴こえた。
- Waiting for you[03:58]
作詞:Soluna/作曲:Octobar・iiiSAK/編曲:吉岡たく・宮野幸子
- Co-Programming:矢田部正
- E. & A.Guitar:設楽博臣
- Strings:真部裕ストリングス
- Strings Scoring:宮野幸子
- Chorus Arrangement:Ko-saku
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爽やかな風がそよぐような、伸びやかな4つ打ちアッパー・ハウス調ナンバー。かつて「君」と見た夢を抱いたまま、いつか辿り着ける未来へと進もうと誓う「僕」を描いている。勇気と希望をくれる温かい世界観に包まれた、疾走感が特徴的なメッセージ・ソングである(COJournal より)。個人的には、透明感ある曲全体の音色が好きである(特に、曲全体のストリングスと、前奏のピアノ & アコースティックギター、サビのグルーヴィーなエレキギターと、1番サビ・ラスサビ最後のコーラスが好きである)。
- 楽園[03:38]
作詞:s-Tnk/作曲:鈴木ともよし/編曲:Slice of Life・Tatsuya K.
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相葉雅紀のソロ楽曲。ドラム・ベース・エレキギターが印象的なアッパーチューンで、「君」との時間を楽しく過ごす「僕」の姿を描いている。「一瞬のトキメキを、君と感じていたい…」と歌った、一つまみの切なささえも魅力的な楽曲である。個人的には、相葉のキャラクターと合致した、明るいポップバンドサウンドが好きである(特に、神保彰演奏のドラムとピアノが好きである)。尚、題名は「楽園」だが、18thシングル収録曲「ファイトソング」の原曲である、二宮和也のソロ楽曲「楽園」とは無関係である。
- 旅は続くよ[04:59]
作詞:furaha/Rap詞:櫻井翔/作曲:curly・youwhich/編曲:youwhich
- E.Guitar:吉村秀樹
- Trumpet:エリック宮城・依田武之
- Trombone & Ocarina:佐野聡
- Tuba:足立正
- Saxophone:春名正治
- Horn Section Scoring:佐野聡
- Chorus Arrangement:Ko-saku
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愉快・軽快なブラスから始まるカントリー風味の楽曲。「汗まみれでも泥まみれでも、旅は続くよ」と歌っている。絵本のお伽話のような世界観が魅力的な、苦い旅路が楽しくなるメルヘンポップナンバーである。個人的には、曲全体のユニークな音色と、Cメロの歌詞が好きである(前者は、エレキギターとウクレレ(?)、ブラスが特に好きである)。また、オカリナの音色と共にフェードアウトする後奏から、草原の中の道を肩を組んで一緒に歩く嵐の姿を想像した。
- それはやっぱり君でした[05:01]
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二宮和也のソロ楽曲。自身が作詞・編曲を、若手シンガーソングライター・大知正紘が作曲を務めた(編曲はha-jと共作)。ピアノと弦楽器中心の涙を誘うミディアム・バラード。「君」に「好きだよ。」と言えなかった「僕」の後悔を描いている。7thアルバム収録曲「虹」の続編となっており、Cメロの歌詞の一部が「虹」の歌詞になっている等、アンサーソングと分かる粋な仕掛けも施されている。「虹よりキレイなものはやっぱり君でした…」と呟いた、切なさ・哀しさ・温かさを感じる至極の一曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである。また、破局を描いた歌詞全体が、死別を描いた歌詞に感じた。
- 迷宮ラブソング[04:38]
作詞:伊織/作曲:iiiSAK・Dyce Taylor/編曲:Trevor Ingram
- Drums:佐野康夫
- Bass:人時
- E. & A.Guitar:設楽博臣
- Strings:弦一徹ストリングス
- Strings Scoring:佐々木博史
- Chorus Arrangement:Ko-saku
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2011年11月2日に発売された36thシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- Your Eyes[04:40]
作詞:hs/作曲:Chris Janey・Max Grant/編曲:石塚知生
- Drums:河村"カースケ"智康
- Bass:人時
- E. & A.Guitar:西川進
- Strings:弦一徹ストリングス
- Chorus Arrangement:Ko-saku
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2012年6月6日に発売された39thシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- Fly on Friday[04:20]
作詞・作曲:eltvo/Rap詞:櫻井翔/編曲:kz
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櫻井翔のソロ楽曲。音楽ユニット・livetuneのkzが編曲を務めた。シンセサウンド中心の4つ打ちエレクトロ・ナンバー。待ちに待った週末に喜ぶ「僕」の姿を描いている。嵐のメンバー全員がガヤとスペシャルコーラスを担当。明るく陽気な歌声から、宇宙の輝き・夜の街の賑やかさが伝わってくる。ライヴでファンと一緒になって盛り上がれること間違いなしの、金曜日の夜に聴きたい爽快パーティーチューンである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、サクラップと前述の音色が好きである)。
- Cosmos[04:51]
作詞:pause・eltvo/Rap詞:櫻井翔/作曲:Erik Lidbom/編曲:佐々木博史
- E. & A.Guitar:設楽博臣
- Strings:弦一徹ストリングス
- Percussions:Pecker・Lucille・岡山晃久
- Irish Bouzouki & Cavaquinho:田代耕一郎
- Chorus Arrangement:Ko-saku
- Gaya:ARASHI・the Gaya-xy
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弦楽器・民族楽器・手拍子で構成された楽曲。題名「Cosmos(宇宙)」に相応しい壮大な楽曲で、「人は誰も 愛されて生まれる」と優しく唱えている。サビで何度も繰り返される「Wo-oh-oh Wo-oh-oh Wo-oh-oh」がキャッチーな、陽が昇りゆく瞬間が浮かぶハートフルな一曲である。個人的には、曲全体のダイナミックな歌詞と音色が好きである(前者は、Aメロの「少年・少女」、サビの「深く澄んだ青・熱く燃える赤」といった、1番・2番の対比が特に好きである)。
- 証[04:56]
作詞・作曲:QQ/編曲:ha-j
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日本テレビ系「ロンドン五輪」テーマ曲。34thシングル「果てない空」のQQが作詞・作曲を、ha-jが編曲・コーラスアレンジを務めた(コーラスアレンジはKo-sakuと共作)。ドラム・ピアノ・ギター・ストリングス中心の壮大な楽曲。追いかけ続けた場面に臨む「僕」の高鳴る魂を描いている。遥か戦いのステージに挑む選手達を鼓舞激励する、胸に秘めた闘志が滾る情熱的な一曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、圧巻のストリングスが好きである)。また、サビの一部のメロディーが、ゆずの12thアルバム収録曲「素顔のままで」のサビの一部のメロディーに似ていると感じた。
- Up to you[04:18]
作詞:伊織・100+/Rap詞:櫻井翔/作曲:Wet disk・Christofer Erixon・Joakim Björnberg/編曲:metropolitan digital clique
- Drums:佐野康夫
- Bass:渡辺等
- E. & A.Guitar:設楽博臣
- Strings:弦一徹ストリングス
- Chorus Arrangement:Ko-saku
- Gaya:ARASHI・the Gaya-xy
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ドラム・ベース・ギター・ストリングス中心のファンキーソング。「とびきりの笑顔を見せて、本当の自分を取り戻そう」と声高らかに歌っている。間奏では、饒舌なサクラップを披露。短いながらもクールなRapに興奮すること必至である。「全てのことはUp to you(君次第)さ」と歌唱した、心が弾むPop up Musicである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、賑やかなガヤとサビのストリングス、二宮和也の「その先へ」が好きである)。
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