Troublemaker

1. Troublemaker［04:03］

作詞：H.Suzuki／作曲：大槻政司／編曲：ha-j

　櫻井翔主演ドラマ「特上カバチ!!」主題歌。エレキギター・ブラス・ストリングスが主張的なサウンドで、トラブルメーカーのあっけらかんとした性格を表した、明るく痛快な楽曲となっている。サビの「sweet sweet」「do it! do it!」が、非常に愉快でリズミカル。聴いているだけで、有象無象が行き交う社会を生き抜く活力を得た気になれる。輝きを秘めたハートビートと眩しい歌声が魅力的な、悩みの種を吹き飛ばす爽快ポップチューンである。個人的には、2番Aメロ直前に、左右のチャンネルから交互に流れるスクラッチと、ラスサビ「輝きを秘めたハートビート…」の後に流れる後奏のメロディーが好きである（ミュージシャンクレジットは、9thアルバム「僕の見ている風景」を参照して下さい）。

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2. 揺らせ、今を［04:27］

作詞・作曲・編曲：100+

　日本テレビ系「バンクーバー五輪」中継テーマソング、及び、日本テレビ系「ズームイン!!SUPER」冬のテーマソング。「Hero」「風の向こうへ」以来の五輪テーマ曲で、自身初の冬季五輪テーマ曲となった。エレキギターとドラムが際立つバンドサウンドの楽曲で、サビのリフレイン（「揺らせ 揺らせ 揺らせ」「今を 今を 今を」等）が極めてキャッチー。歌詞には、「明日はきっと雨上がって 太陽待っているだろう」「キラリと光った夢」「過去も未来も全部輝く」等々、前向きになれる優しい言葉が多数散りばめられている。どうしようもないなんて泣いた夜に是非聴きたい、輝く笑顔と夢に溢れた応援歌である。

　個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きだが、特に1番Bメロの「向かい風に向かってgrowing up 大雨に打たれたっていいや」と、リズミカルなサビの「going going going on」が好きである。尚、この楽曲は、25thシングル「Believe」等を手掛けた100+の初編曲楽曲となった。

3. もう一歩［03:43］

作詞・作曲・編曲：sts

　通常盤収録楽曲。暗い音色が特徴的な楽曲だが、「空の希望」「永遠に輝いている」「雲（虹）の向こう側に続く世界」から、旅を続ける主人公の前向きな気持ちが窺える。出会いと別れを繰り返しながら、彼方へと歩いていく姿を描いた楽曲である。個人的には、曲中のドラムと間奏のエレキシタールが好きである。尚、櫻井翔は好きなカップリング曲として、この楽曲を挙げた（4thベストアルバム「ウラ嵐マニア」のシークレットトークより）。また、作詞・作曲・編曲のstsは、作曲家・Shusuiの筆名と思われる（公式サイト より）。

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