成瀬英樹 - Utapedia

成瀬英樹

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成瀬英樹(なるせ・ひでき)(1968.12.11~)は、日本・兵庫県出身のシンガーソングライター・作詞家・作曲家・編曲家・ギタリスト・ウクレレ奏者である。バンド「FOUR TRIPS」「On The Beach」のヴォーカル・ギター担当であり、合同会社BINGO!代表取締役社長でもある。筆名はyou-me


目次

  1. 概説
  2. 特徴・豆知識
  3. you-me
  4. 提供作品
  5. 音楽番組披露楽曲
  6. 注釈
  7. 参考資料
  8. 外部サイト・SNS

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概説

1968年、山口県下関市生まれ。3歳の時に兵庫県明石市に転居する。

1984年、地元・兵庫県明石市の公立高校に入学。いくつかの出会いを経た後、関西学院大学高等部の学生と共にバンド活動を行う。

1992年、FOUR TRIPSを結成。吉本興業に所属し、神戸市内のライブハウスや大阪府内の劇場を拠点にライブ活動を行う。

1997年、瀬戸朝香・桜井幸子主演ドラマ「友達の恋人」の主題歌「WONDER」で、ファンハウスレコードよりメジャーデビュー。13万枚を超えるヒットとなる。その後、アルバム1枚、シングル5枚を発表するも、2年で契約終了。2001年に活動停止する。

2001年、作曲家を目指して楽曲コンペの参加を開始。FOUR TRIPSの関係者の紹介でavexの作家事務所に入るも、書いても書いても不採用の時期を約5年過ごし、結果的に事務所を離れる。

2004年、エディ・リーダーの来日公演に、ウクレレプレイヤーとしてゲスト参加(2007年、2009年、2016年にも参加)。彼女の代表曲「Perfect」「Find My Love」等をバンドの一員として演奏する。

2005年、Ya-Ya-yahの「Never Stop the Music」で音楽作家デビューする [1] 。

2006年、AAAの6thシングル「Shalala キボウの歌」で作曲家デビューする。

2007年、AKB48の4thシングル「BINGO!」を作曲。オリコン6位のスマッシュヒットとなる。以降、初期の代表作「ひこうき雲」や、前田敦子のシングル「君は僕だ」「タイムマシンなんていらない」等を作曲・編曲する。

2008年、水嶋ヒロ・栗山千明主演映画「GSワンダーランド」の音楽に、コーラスとして参加する。

2011年、ジブリ映画「コクリコ坂から」公開記念の手嶌葵全国ツアーに、サポートギタリストとして同行する。また、渡り廊下走り隊7の「地下鉄のTeddy boy」で、初のyou-me名義による提供を行う。

2014年秋、一年以内にミリオンヒットが出なかったら就職すると腹を括って、拠点を都内から湘南に移し、アルバイトを辞めて作曲コンペに注力する。だが、結局採用されなかったため、大手通信会社にコールセンターの契約社員として入社する。

2016年、AKB48の43rdシングル「君はメロディー」を作曲し、自身初のオリコン1位とミリオンセラーを達成。それを機に「you-me=成瀬英樹」を公表する。

2018年、柏木由紀の配信限定シングル「そっけない君」を作曲・編曲。作曲クレジットを本名に戻す。

2019年、FOUR TRIPSの幻の2ndアルバム「EGGS」を12月24日にリリースする。

2021年、エンタメプロデュース業を運営する合同会社BINGO!を立ち上げる(会社名の由来は自身作曲のAKB48「BINGO!」)。

現在は、楽曲提供を中心に、ライブ活動やオンラインコミュニティ「成瀬の庭 」、ラジオ「成瀬英樹のPOP A to Z 」のパーソナリティー、ライブの企画制作やYouTubeへの動画投稿等を行っている。


特徴・豆知識

真のエヴァーグリーンを追求するメロディーメイカー [2] 。

好きな作曲家は、Lennon-McCartney (John Lennon & Paul McCartney)・Elvis Costello・Burt Bacharach・Tony Macaulay・佐野元春である。

AKB48のチームA 4th Stage「ただいま 恋愛中」の楽曲「BINGO!」で48グループに初提供。以降、グループの楽曲を多数手掛ける。

娘の誕生を機に、「娘を食べさせる手段は音楽しかない」と作曲家になった [3] 。

音楽のルーツは、ビートルズやローリングストーンズ、大瀧詠一や山下達郎等のアメリカンポップス、筒美京平の楽曲である。

1950年代のロックンロール、1960年代のマージ―ビートやモータウンサウンド、1970年代のAORやディスコサウンド等を追体験しながら、自身の音楽スタイルを作っていった [4] 。

ある時期を境に、「自分のルーツにないものは絶対に作らない」と決めており、流行に左右されない楽曲制作を貫いている。そのため、提供楽曲には、1970年代頃の昭和感が多々見られる。

2020年6月より、YouTube で本格的な動画投稿を行っている。「機材は粗末で譜面は読めず、鍵盤楽器も弾けない」と自嘲したり、楽曲制作の様子や自身の楽曲の裏話等が聴けたりと、貴重な姿や情報が盛り沢山である。

カフカとでんでんむChu!」「君はメロディー」「そっけない君」の仮歌はLaco が手掛けた [5] 。

ロックンロールバンド・On The Beachのヴォーカル・ギター担当でもある [6] 。


you-me

2011年、渡り廊下走り隊7の「地下鉄のTeddy boy」を作曲。その際、作曲クレジットに筆名「you-me」を使用し、以降48グループを中心にyou-me名義で提供するようになった。

2011年に作家事務所を移籍した際、新事務所の関係者からペンネームでの活動を打診され、心機一転の思いもあり承諾した。

読みは「ゆーみー」[7] 。2011年当時幼かった、自身の娘の名前を英語に置き換えたものである。

2012年、前田敦子の2ndシングルとして、自身作曲の「君は僕だ」が採用された際、オリコン1位になったら公表しようと決める。だが結果は2位で、続く3rdシングル「タイムマシンなんていらない」もオリコン最高位は2位だった。そのため、「you-me=成瀬英樹」の発表は、2016年のAKB48「君はメロディー」でオリコン首位を獲得した時となった。

2016年、HKT48の8thシングル「最高かよ」を絶賛 [8] 。管理者はこの絶賛ツイートを報じたネットニュース記事で、you-meの正体を知った。

2018年、柏木由紀の「そっけない君」を提供した際、作曲クレジットを本名に戻した(但し、以降の坂道シリーズ提供楽曲では、再び「you-me」名義を使用している)。


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提供作品

※ 特記以外は全て作曲/you-me名義も含む

AKB48

渡り廊下走り隊7

ラブ・クレッシェンド

前田敦子

  • 「君は僕だ」
  • 「遠回り」
  • 「タイムマシンなんていらない」[作曲・編曲]

柏木由紀

NMB48

  • 「リボンなんて似合わない」
  • 休戦協定」[作曲・編曲]

NGT48

  • 「Whatcha Gonna Do」[作曲・編曲/共作]

乃木坂46

Ya-Ya-yah

  • 「Never Stop the Music」[作詞/共作]

音楽番組披露楽曲

題名担当注記アーティスト
君はメロディー作曲you-me名義AKB48
タイムマシンなんていらない作曲・編曲you-me名義前田敦子

注釈

  1. ^ X(2021.11.12) 参照。作曲の飯田建彦と共作詞である。
  2. ^ 「エヴァーグリーン(Evergreen)」は「常緑樹・常盤木」を指す言葉で、転じて「不朽の名作・衰えない人気」を意味する。音楽では専ら「時を経ても色褪せない名曲」の意味で使われる。
  3. ^ X(2020.09.07) 参照。
  4. ^ YouTube 参照。
  5. ^ X(2018.12.18) 参照。
  6. ^ X(2022.09.20) 参照。
  7. ^ X(2017.01.25) 参照。
  8. ^ X(2016.08.19) 参照。

参考資料


外部サイト・SNS


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