Dream "A" live(嵐)- Utapedia

Dream "A" live

Dream "A" live」は、2008年4月23日に発売された、の8thアルバムである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
    1. 共通収録楽曲
    2. 初回限定盤
    3. 通常盤
  3. 参考資料
  4. 外部サイト

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概説

7thアルバム「Time」から約9か月ぶりのオリジナルアルバムである。

1stアルバム「ARASHI №1~嵐は嵐を呼ぶ~」以来の、夏以外に発売されたオリジナルアルバムである。

既発曲は、20th・21stシングルである。

題名は、松本潤提案の「Dream」と櫻井翔提案の「A live」を組み合わせたものである。

初回限定盤・通常盤の2形態で発売された。

初回限定盤には、メンバーのソロ楽曲5曲を収録したDisc-2が付属されている。また、通常盤には、ボーナストラック「Once Again」が収録されている。


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楽曲一覧

共通収録楽曲

  1. theme of Dream "A" live[01:43]

作曲・編曲:ha-j

 ゼンマイを巻く音から始まる前奏曲。お伽話を彷彿とさせる神秘的な音色から一転、エレキギター・キーボード・ブラスが陽気に踊る楽曲となっている。この作品にはどのような夢が詰め込まれているのか、期待せずにはいられない愉快な前奏曲である。尚、インストゥルメンタルだが、メンバーによる「Come on!」「Get up!」が挿入されている。


  1. Move your body[03:17]

作詞:HYDRANT/Rap詞:櫻井翔/作曲:Mike Rose/編曲:ha-j

  • E.Guitar, Keyboards & Programming:ha-j
  • Co-Programming:KOBA DA BEAT
  • Chorus:Ko-saku

 前曲から間髪容れずに始まる楽曲。編曲・ha-j 演奏のエレキギターが特徴で、「Move your body!(からだを揺らせ!)」と「君」を促すSuperstarを描いている。1番サビ直後には、雄々しいサクラップを披露。間奏ではテンポが変わり、ラスサビ直前に戻る等、3分17秒の中に技巧が多数詰め込まれている。「鏡の中に映る世界で俺らと一緒に踊れ!」と誘った、思わず体を動かしたくなる痛快ダンスナンバーである。

 個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、最初のエレキギター・間奏のブラス・ラスサビのストリングスが好きである。また、「Da da da da Dance!」「Che che che che check!」とガラスが割れる効果音、気障なSuperstarが歌うサクラップも好きである)。


  1. Happiness[04:17]

作詞:Wonderland/作曲:岡田実音/編曲:北川吟

 2007年9月5日に発売された20thシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。尚、前曲「Move your body」同様、前曲から間髪容れずに始まる楽曲となっている。


  1. 虹の彼方へ[04:58]

作詞:みうらともかず/Rap詞:櫻井翔/作曲:吉川慶/編曲:鈴木雅也

 エレキギター・ブラス・ストリングスが特徴的な楽曲。「いつか追いかけた虹の向こうを目指していこう」と歌っている。ふいに浮かんだ感情を笑顔で隠す人達に捧げる、前向きな歌詞と音色に励まされる楽曲である。個人的には、曲全体の明るい音色が好きである(特に、前述の3つとBメロのコーラスが好きである)。

 尚、2番サビ直後には、短めのサクラップを披露。リズミカルなフレーズ「dom di gi dom di gi di gi dom dom」と、四字熟語「虎視眈々」を盛り込んだ軽快なものとなっている。個人的には、「しずく」のルビを振った「涙」が、「涙は虹を作るための大切なものである」と伝えているように感じた。


  1. Do my best[04:20]

作詞・作曲:youth case/編曲:北川吟

 相葉雅紀司会のスポーツ情報番組「グッと!スポーツ」テーマ曲。「Love so sweet」のyouth caseが作詞・作曲を務めた。ドラム・ベース・エレキギター・ストリングスが映える楽曲。追いかけているあの日の夢・ゆずれない思いに対する素直な気持ちを軽快に歌っている。「きっと誰もがDo my best(最善を尽くせる)」と言い切った、前向きな想いが伝わる痛快ロックチューンである。

 個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、疾走感・爽快感満載の音色が、目まぐるしくまわる日々・駆け抜けてゆく未来を表現しているように聴こえた)。また、歌詞にはない前奏・間奏・後奏のフレーズ「Wow Wow......Yeah Yeah Yeah」も好きである。


  1. シリウス[04:38]

作詞:UNITe/作曲:小林建樹/編曲:石塚知生

 切ないピアノとストリングスが印象的な楽曲。今でも愛する別れた「君」を、一つだけ空に高く光る「シリウス」に例えている。胸が押し潰されそうな「君」への想いを優しく歌った、白い冬の朝の景色が浮かぶ痛切バラードである。個人的には、冷えた空気を連想させる、曲全体の淡い音色が好きである(特に、2番Aメロのコーラス(誰かが)(癒される)が好きである)。

 尚、題名の「シリウス」は、冬の大三角を構成するおおいぬ座の一等星、かつ、太陽以外で最も明るい恒星である(曲中では、「僕」の中で最も大きい存在である「君」のことを指している)。また、個人的にこの楽曲は、「鬼籍に入り星となった「君」を想う「僕」の歌」に聴こえた。


  1. Flashback[04:39]

作詞:小川貴史/Rap詞:櫻井翔/作曲:今井晶規/編曲:安部潤

 生温い風が吹く夏の薄暮が舞台の楽曲。「君」と別れた日のことを無意識に思い返す「僕」の姿を描いている。2番サビ直後にはサクラップを挿入。囁くような吐息交じりのセクシーな歌声を披露している。楽しい日々のFlashbackと失恋の後悔をクールに歌った、冷めていく紅茶のような甘くて苦いジャズソングである。

 個人的には、シーリングファンが付いた喫茶店の情景が浮かぶ、曲全体のグルーヴィーかつアダルトな音色が好きである。尚、編曲・ピアノ演奏の安部潤ブログ にて、セッション性を重視して同時録音にしたと公表。「"日本人離れした"という表現がピッタリな楽しいレコーディングでした」と回想した。


  1. Dive into the future[04:11]

作詞:UNITe/作曲:Mattias Håkansson・Carl Utbelt・Anton Malmberg/編曲:岩田雅之

  • Keyboards & Programming:岩田雅之
  • E.Bass:Melvin Lee Davis
  • E.Guitar:石成正人
  • Chorus:岩田雅之・Satoshi Okuno

 題名「Dive into the future!(未来に飛び込め!)」が繰り返される楽曲。「未来に向かって諦めずに走り抜けろ!」と励ましている。曲全体のベース・ブラス・エレキギターがグルーヴィーな、溢れ出る勇気を貰える痛快ファンクチューンである。個人的には、曲全体の音色と、聴く人を鼓舞激励する歌詞が好きである。また、Cメロの「Give me more!」が、空耳で「君も!」に聴こえた(「僕らは未来に飛び込む、だから君も飛び込め!」と促しているように思えた)。


  1. [04:26]

作詞:小川貴史/作曲:多田慎也/編曲:NAOKI-T

 多田慎也作曲のノスタルジックなバラード。風の街の夕陽を見ながら、別れた「君」のことを想う「僕」の姿を描いている。石成正人演奏のアコースティックギターと、クラッシャー木村ストリングス演奏の弦が特徴。郷愁的な夕陽の景色と、「君」を守れなかった「僕」の後悔を的確に表現している。声を枯らして届かない想いを叫ぶ姿が切ない、恋心が張り裂けそうな哀しい失恋ソングである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(音色は、前述の2つと、風を連想させる前奏・後奏のSEが好きである)。


  1. My Answer[03:59]

作詞・作曲・編曲:笹本安詞/Rap詞:櫻井翔

 前曲「」とは180度異なるサマーラップソング。明るいブラスとエレキギターが踊る痛快サマーチューンで、「君」に自分の想いを伝える「僕」の姿を描いている。曲中では、全員がサクラップを歌唱(順番は大野松本二宮相葉櫻井)。生き生きとした歌声が、二人の恋の進展を表現しているように聴こえる。南風と射てつく陽射し、青い海のシーンが浮かぶ、常夏気分を満喫できる爽快な楽曲である。個人的には、曲全体の音色・Rapと前奏の英語フレーズ、Aメロの情景描写とBメロ・後奏のフェイクが好きである。


  1. Life goes on[04:41]

作詞:多田慎也/作曲・編曲:岩田雅之

 奥田健治演奏のエレキギターがクールな楽曲。はかどらずに進まない労働の日々の中で、出逢えた「君」への愛と想いを軽快に歌っている。簡単・順調に行かない日に聴きたい痛快ラブソングである。個人的には、グルーヴィーな曲全体のエレキギターとベース、韻を踏んだサビのフレーズ「Night and day 悩んで」が好きである。また、働き世代の共感を得やすい歌詞も好きである。尚、題名「Life goes on」は、「人生は続く」を意味するエールフレーズである。


  1. Step and Go[04:49]

作詞:Wonderland/Rap詞:櫻井翔/作曲:youth case/編曲:吉岡たく

 2008年2月20日に発売された21stシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。


  1. YOUR SONG[05:03]

作詞・作曲:杉山勝彦/編曲:高橋哲也

  • Keyboards & Programming:高橋哲也
  • Drums:河村徹
  • E.Bass:種子田健
  • A.Guitar:林部直樹(by the courtesy of Sony Music Records Inc.)
  • E.Guitar & Chorus:大西省吾
  • Strings Arrangement:弦一徹
  • Strings:弦一徹ストリングス
  • Chorus Arrangement & Chorus:高橋哲也
  • Chorus:haruna・田中亜由子・ツヤトモヒコ

 自身出演の環境庁CMソング。「冬を抱きしめて」の杉山勝彦が作詞・作曲を、「キャラメル・ソング」の高橋哲也が編曲を務めた。ピアノ・コーラス・ストリングスが魅力的なスロウチューン。ずっと探し続けてきた「君」への歌(YOUR SONG)を温かい声で歌っている。「君」を想う「僕」を描いた朗らかな歌詞に癒される、深く優しい愛を歌った感涙ラブソングである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(歌詞は、シンガロングできるサビの「La la la la la la...」と、2番Bメロの「どんな歌を歌うかではなくて 君と一緒に歌うことが大事」が好きである)。


初回限定盤

※ Disc-2収録

  1. Hello Goodbye[03:55]

作詞・作曲:100+/編曲:石塚知生

  • Keyboards & Programming:石塚知生
  • E.Bass:人時
  • E.Guitar:林部直樹(by the courtesy of Sony Music Records Inc.)
  • Blues Harp:大竹英二
  • Chorus:Ko-saku

 相葉雅紀のソロ楽曲。「Future」の100+が作詞・作曲を務めた。ドラム・ベース・エレキギター・コーラスが映えるバンドナンバー。遠く離れた「君」を想う「僕」の姿を描いている。最初の「Na na na...」や「ご機嫌いかがですか? 元気にしてますか?」、大竹英二による間奏のブルースハープが特徴。「君」を気遣い思いやる、寄り添うような歌声も魅力の一つに挙げられる。不安で寂しい心に優しく安心感を与えてくれる、新生活が始まる季節に聴きたい爽やかナンバーである。個人的には、前述した音色と、前奏・間奏のアコースティックギターが好きである。また、相葉らしい親近感ある世界観も好きである。


  1. Gimmick Game[03:36]

作詞・作曲:二宮和也/編曲:ISB・二宮和也

  • Keyboards & Programming:ISB

 二宮和也のソロ楽曲。自身が作詞・作曲・編曲を務めた(編曲はISBと共作)。エレガット(エレクトリックガットギター)と思しき音色が踊る楽曲。浮気性の「あなた」の嘘を見破った「私」が、破局後に「きみ」と会い慰めてもらう姿を艶やかに描いている。曲全体の緻密・精密なトラックが極めてクール。「嘘」が飛び交う夜の一幕を的確に表現している。3分36秒の中にGimmick(仕掛け)を凝縮した、二宮の官能的な魅力が伝わる楽曲である。個人的には、曲全体の音色(特にエレガット)が好きである。また、歌詞のカタカナが「嘘」を表しているように感じた。


  1. Take me faraway[04:31]

作詞・作曲・編曲:R.P.P.

 大野智のソロ楽曲。「Song for me」に続き、R.P.P.が作詞・作曲・編曲を務めた。ギター・リズム・キーボードのシンプルな音色の楽曲。蒼の光に揺れながら手紙を記す主人公を描いている。落ちる雫を連想させるアコースティックギターや、思いの丈の叫びに聴こえる間奏のエレキギター、ハイ & ロングトーンのCメロの「いつまでも」等、儚い音色と大野の美声が絶妙に融合している。詩的な言葉・透き通る声で愛する「君」への想いを歌った、大野の高い歌唱力に脱帽するバラードである。個人的には、前述した歌詞・音色・歌声の他、歌声を強調する音数の少ないトラックが好きである。


  1. Naked[05:18]

作詞:・廣田由佳/作曲・編曲:吉岡たく

 松本潤のソロ楽曲。自身が作詞を務めた(潤名義・廣田由佳と共作)。ドラム・エレピ・パーカッションが主張的に鳴る楽曲。強気で嫌味ばかりの「君」に会いたい「僕」を描いている。曲中の歌詞には「…」が多数登場。歌詞や歌声同様、エロティックな世界観の構築に寄与している。「何も言わずに裸のままで君と抱き合いたい…」と漏らした、終わりの無い愛を歌った蠱惑的な一曲である。個人的には、曲全体の音色(特に打ち込みドラム)が好きである。


  1. Hip Pop Boogie[04:10]

作詞:櫻井翔/Track making:COUNT FORCE

  • Programming & E.Bass:SHYOU a.k.a. Pitbulldog(COUNT FORCE)
  • Programming & E.Guitar:TAKU(COUNT FORCE)
  • Drums:戸谷太郎
  • Trumpet:小田進弘
  • Alto Saxophone:井上純一
  • Tenor Saxophone:鈴木健司
  • Turn Table:DJ O.H.B.A.
  • Chorus:田中亜由子・Nishiazabu Gaya-tai
COUNT FORCE appears by the courtesy of Middle tempo production

 櫻井翔のソロ楽曲。ヒップホップグループ・韻シストのSHYOUTAKUが、COUNT FORCE名義でトラックメイキングを務めた。全編サクラップで占めた痛快HIP POPナンバー。ステージ上での終身雇用を誓う覚悟を歌っている。曲中には、「アイドルがタイトルを奪い取る」「タイトなパイオニア」等々、6thアルバム収録曲「COOL & SOUL」のフレーズが多数登場。自身卒業の慶応義塾大学の創立者・福沢諭吉の言葉を模した「人の上 下に人作らぬなら」も登場する等、大卒のアイドルらしい知的なリリックとなっている。「道なき道を歩いてゆく」とクールな声で言い切った、音と言葉を紡いで描いた芸術的な一曲である。

 個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、前述したセンス溢れるリリックが好きである)。また、曲全体の軽快なジャズバンドサウンドと、田中亜由子Nishiazabu Gaya-taiのコーラス、カセットの再生を思わせる最初のSEと、最後のサンプリングフレーズも好きである。


通常盤

  1. Once Again[04:21]

作詞:Wonderland/Rap詞:櫻井翔/作曲:Alfred Tuohey・Thanh Bui/編曲:CHOKKAKU

 通常盤収録楽曲。ずっと飛べずに空を見上げて眺めていた「僕ら」が、未来へもう一度(Once Again)漕ぎ出す姿を描いている。間奏には、流暢なサクラップを挿入。「より高く飛ぶために低くしゃがむ事だって僕らには必要」等、夢を忘れた人に響く言葉が盛り込まれている。「胸に想いを刻み込んでつかみ取れ!」と言い放った、挑戦意欲を掻き立てる重厚な一曲である。

 個人的には、重低音エレキ & アコースティックギターが唸る、曲全体のエスニックな音色が好きである(降り出す雨の夜の中を走る姿を連想した)。また、最初と異なるメロディーのラスサビ「忘れていた 夢がそこにある」と、直後にブレイクを挟んで叫ぶ「Stand Up!!」も好きである。


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