概説
乃木坂46のシングル表題曲の歌唱メンバーに選抜されなかったアンダーメンバーが、各CD作品で歌唱した楽曲(アンダー楽曲)のみを収録したコンピレーションアルバムである。
1st~19thシングルのアンダー楽曲全22曲が収録されている。また、本作発売時点でのアンダーメンバー歌唱の新曲3曲と、本作発売直前に卒業した中元日芽香の卒業ソングも収録された。
当初は2017年秋の発売予定だったが、2018年1月10日に延期された。
初回生産限定盤・初回仕様限定盤・通常盤の3形態で発売された。
初回生産限定盤には、アンダーライブ特選集「The Best Selection of Under Live」収録のDVDが付属されている。
初回仕様限定盤には、シングル収録のアンダー楽曲19曲のMVと、中元日芽香ドキュメンタリー映像「最後のあいさつ~Her Last Bow~」、伊藤万理華の個展会場限定映像を収録した「"Super Under" Music Video Collection」収録のDVDが付属されている。
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楽曲一覧
※ 楽曲解説は新曲に限るDisc1
- 左胸の勇気[04:55]
1stシングル共通カップリング曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 狼に口笛を[02:58]
作詞:秋元康/作曲:Akira Sunset/編曲:シライシ紗トリ
2ndシングルType-C収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 涙がまだ悲しみだった頃[04:20]
作詞:秋元康/作曲:内田智之/編曲:TATOO
3rdシングルType-A収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 春のメロディー[04:47]
4thシングルType-C収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 13日の金曜日[03:42]
作詞:秋元康/作曲:網本ナオノブ/編曲:湯浅篤
5thシングルType-B収録楽曲(詳細は当該ページをご覧下さい)。
- 扇風機[03:56]
6thシングルType-B収録楽曲(詳細は当該ページをご覧下さい)。
- 初恋の人を今でも[03:45]
作詞:秋元康/作曲・編曲:Hiroki Sagawa from Asiatic Orchestra
7thシングルType-C収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 生まれたままで[04:42]
作詞:秋元康/作曲:田中俊亮/編曲:鈴木裕明
8thシングルType-C収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- ここにいる理由[03:55]
9thシングルType-C収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- あの日 僕は咄嗟に嘘をついた[04:13]
作詞:秋元康/作曲:三輪智也/編曲:京田誠一
10thシングルType-C収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 君は僕と会わない方がよかったのかな[05:05]
作詞:秋元康/作曲・編曲:Akira Sunset・ha-j
11thシングルType-C収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 別れ際、もっと好きになる[04:17]
作詞:秋元康/作曲・編曲:Akira Sunset・ha-j
12thシングルType-C収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 嫉妬の権利[05:18]
作詞:秋元康/作曲・編曲:丸山真由子
13thシングル共通カップリング曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 不等号[04:17]
作詞:秋元康/作曲・編曲:福田貴史
14thシングルType-D収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- シークレットグラフィティー[04:10]
15thシングルType-B収録楽曲(詳細は当該ページをご覧下さい)。
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Disc2
- ブランコ[04:35]
作詞:秋元康/作曲・編曲:Hiro Hoashi
16thシングルType-B収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 風船は生きている[04:33]
作詞:秋元康/作曲:泉佳伸・三好翔太/編曲:早川博隆・三好翔太
17thシングルType-C収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- アンダー[04:12]
18thシングルType-B収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- My rule[04:32]
作詞:秋元康/作曲・編曲:藤田卓也
19thシングルType-C収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 自由の彼方[05:02]
1stアルバムDisc2収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 欲望のリインカーネーション[04:19]
作詞:秋元康/作曲・編曲:渡辺未来/英詞:本山清治
2ndシングル共通収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 君が扇いでくれた[04:04]
3rdアルバム初回生産限定盤収録楽曲(詳細は当該ページを参照して下さい)。
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- 自分のこと[04:53]
作詞:秋元康/作曲・編曲:小松清人
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新曲。本作発売直前に卒業した中元日芽香の卒業ソング。自分のことが分からなかった中元の心情を綴った楽曲で、サビの「少し休もう」が現状の中元を的確に表している(2017年1月28日に17thシングル期間の活動休止を発表し、3月19日に復帰。8月6日に体調不良を理由に卒業を発表し、翌日には芸能界引退を示唆した)。1番では、自信の喪失や叶うと信じた夢の重荷、2番では自分の存在価値や求められるものへの葛藤、周りとの比較や他人と違うことから来るグループへの息苦しさが綴られており、あけすけな中元の心境が窺える(個人的に、2番Bメロの「まわりの誰かと比較されて」の比較対象は、メタルダンスユニット・BABYMETALのボーカルである実妹・中元すず香ではないかと考えている)。
だが、落ちサビでは「つらかったことも いつしか輝き続けるよ」とあり、「少し休もう」が自分らしく生きるための前向きな休憩へと意味を変えていく。そして、最後には自分を少し好きになれており、これから先の長い未来への楽しみと、過去に対する後悔のなさが語られ、中元が未来へ向けて歩き出したところで静かに曲が終わる。アンダーライブ等でアンダーの知名度向上やイメージ払拭に貢献した中元を労い、次なる未来に向けて背中を押す、希望に満ちた卒業ソングである。
- 自惚れビーチ[04:19]
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新曲。19thシングルのアンダーメンバーが歌唱する。15thシングルのアンダー楽曲「シークレットグラフィティー」同様、ツキダタダシが作曲・編曲を務めた。自分に自信のある自惚れた女性を主人公にしたサマーソング。サビ等で連続する「カモーン カモーン カモーン」やA'メロの高速メロディー、陽気な男声コーラス等、従来のアンダー楽曲とは一線を画す明るさで満ちている。従来のアンダー楽曲と、控えめで寡黙なイメージのあるセンター・鈴木絢音の印象を覆させられるアッパーチューンである。
- その女(ひと)[04:27]
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新曲。19thシングルのアンダーメンバーが歌唱する。主人公の元恋人である「その女(ひと)」を描いた楽曲で、前奏やAメロではポエトリーリーディングを思わせる台詞のフレーズが登場する。また、編曲・APAZZIのトラックが、突然主人公を呼び出して2時間半近況を語る「その女(ひと)」のミステリアスな雰囲気を上手く表しているように感じる。独自の世界観を持つセンター・寺田蘭世を表したような楽曲である。
- 誰よりそばにいたい[05:00]
作詞:秋元康/作曲:岩崎哲也/編曲:関根佑樹
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新曲。19thシングルのアンダーメンバーが歌唱する。ピアノとストリングス主体の楽曲で、大切な人と幸せな時間を過ごす主人公の切なる願いを綴っている。奇を衒った言葉や音が全くなく、初めて愛に触れる主人公の幸せさが直接伝わってくる。包容力が魅力的なセンター・樋口日奈の雰囲気と非常にマッチした、優しくて温かいラブソングである。
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歌唱メンバー
※ センターポジションは赤で表示/既発曲は割愛自惚れビーチ |
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伊藤かりん・伊藤純奈・川後陽菜・川村真洋・斎藤ちはる・相楽伊織・佐々木琴子・鈴木絢音・寺田蘭世・能條愛未・樋口日奈・山﨑怜奈・渡辺みり愛・和田まあや |
その女(ひと) |
伊藤かりん・伊藤純奈・川後陽菜・川村真洋・斎藤ちはる・相楽伊織・佐々木琴子・鈴木絢音・寺田蘭世・能條愛未・樋口日奈・山﨑怜奈・渡辺みり愛・和田まあや |
誰よりそばにいたい |
伊藤かりん・伊藤純奈・川後陽菜・川村真洋・斎藤ちはる・相楽伊織・佐々木琴子・鈴木絢音・寺田蘭世・能條愛未・樋口日奈・山﨑怜奈・渡辺みり愛・和田まあや |